「もしも明日、世界が終わらないとしたら、どうする?」
いつもそんなことを言っていたね

明日が来るのを極度に恐れていた

私はそう訊かれるたびに

「明日世界が終わらないとしたら、まずは回転寿司を食べて、それから映画を見て、
家族といつも通りに過ごすかなあ」

なんて、ありきたりでつまらない返事をした

「もしも明日、世界が終わらないとしたら? そんなこと、考えたこともない。考える必要ある?」

「いや、きいてみただけだよ。じゃあね、また明日」



それが、あなたの最後の言葉だった



私たちはきっと後悔していない

明日、世界が終わるとしても、終わらないとしても

結局は同じ毎日があるだけで

また同じように「もしも明日世界が終わらなかったらどうする?」

って、ふざけあってると思う、私たち